【レビュー】黒の召喚士(オーバーラップ文庫)

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黒の召喚士 1 封印されし悪魔 (オーバーラップ文庫)
著者:迷井豆腐
絵師:黒銀

【導入とあらすじ】

黒の召喚士01--男は、見知らぬ森で目を覚ました。

記憶が無く、なぜ此処にいるのか分からず困惑するも、ガイドの存在に気付く。

目の前に浮かぶプレートによると、男の名前はケルヴィン。

年齢は23歳、Lv 1。召喚士らしい。

どうやら、一度人生を早々に終えてしまった事と、本来起こり得ない事故であった事から、特例として転生のチャンスを与えられたようだ。

プレートと、聞こえてくる謎の声に助けられつつ街を目指すケルヴィン。

『謎の声』--この世界を管理し、転生を司る女神メルフィーナは、周期的に現れる魔王を討伐する為に、勇者を召喚して均衡を保っていた。

勇者一行は、既に一年前に召喚されており、ケルヴィンは自由に生きて構わないらしい。

転生の際、記憶を代償に得た希少なスキルと、一目惚れした女神メルフィーナと契約した事により、サポートを得つつ徐々に力を伸ばしていく。

本来あり得ない希少なスキルを持っている事で、面倒事に巻き込まれない様に警戒するケルヴィン。

しかし、初契約となるスライムのクロトを加え、徐々に頭角を現し始めた頃、パーズの街の騒動に巻き込まれ、正体が露見してしまい・・・。

勇者には無い、柔軟な思考と狂気的な強敵への渇望により、強力な力と仲間を手に入れていく。

--これは、重度のバトルジャンキーが、仲間と共に”英雄”へと成り上がっていく物語。

 

PCM

 

【レビュー】

第一巻となる「封印されし悪魔」でデビューとの事。元々Web小説として評価されていたものを書籍化した作品になります。

手に取ったきっかけとしては、タイトルとあらすじでしょうか。何となく買ってしまった感じです(笑)

当初、あらすじからの予想では、コミカルに進んでいくのかと想像していたんですが・・・。

結果は、割とスタンダードなバトルモノといった印象でした。

本作の一番のポイントは、やはりバトルと成長でしょうか。他には、徐々に増えていく仲間との絆というのもあると思います。

おそらく、今後関わってくると思われる勇者一行との絡みも期待したい所です。性格的に、どう考えても合いそうにありませんが(笑)

1巻の全体的な印象は、終始サラサラと進んでいく感覚でした。

キーポイントとなる部分や、重要であろう仲間との出会いとその後のエピソード、主人公の心理状態等々、強調したい部分って、やはり作品によってあると思うんですが、それがあまり見えず、一貫してサラサラと進んでいく感じがしました。

そう考えると、著者が押したい部分は純粋にバトル要素っていうことになるでしょうか。

元々、Web小説として構成されていた作品なので、「序盤の序盤」といった理由もあるのかもしれません。

でも、書籍としては第一巻って大事な「ツカミ」の部分だと思っているので、個人的にはもう少し何処か強調する要素が欲しい感じがして、ちょっと残念に思いました。

  • 主人公が召喚士っていう事で、どう展開していくのか
  • 勇者一行(※高校生)との絡みはあるのか!?
  • 果たしてメルフィーナを召喚出来るのか(笑)

等、今後の展開に期待したい。

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